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ピザ窯300万円を、
全額自腹で入れた15年前の話

補助金を使わなかったのではありません。そもそも、その選択肢を知りませんでした。大きな投資を前に、いまの自分なら何を確認するかを書きます。

「必要だから入れる」。当時の僕には、その判断しかありませんでした。

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15年前、店にピザ窯を入れるために300万円を全額自己資金で用意しました。店を良くしたい。来てくれる人に、もっといいものを出したい。その気持ちは本物でした。

ただ、補助金を使わないと決めたわけではありません。制度があることも、誰かに相談して投資の順番を考えることも、当時は知らなかったのです。

投資でいちばん怖いのは、失敗することだけではありません。
知っていれば比較できた選択肢を、知らないまま消してしまうことです。

補助金は「もらえるお金」ではなく、計画を見直すきっかけ

補助金や支援制度には、対象、時期、自己負担、審査があります。すべての投資に使えるわけでも、採択されると決まっているわけでもありません。だから「補助金があるから買う」では、判断を誤ります。

一方で、設備、Webサイト、動画、広告、LINEの導線などを整える前に、今の計画を第三者と話す価値はあります。何を変えれば売上につながるのか。どこまで先にお金を出せるのか。投資後に誰へどう届けるのか。制度の有無より先に、この順番を整理します。

大きな投資の前に、確認したい三つのこと

01 / 売上につながる場面設備や制作物を入れたあと、誰にどんな価値が届き、どの行動が増えるのかを言葉にする。
02 / 自己資金と回収の見立て導入費だけでなく、運用費・告知費・回収までの期間を含めて、無理のない投資額を考える。
03 / 相談できる接点商工会議所、専門家、地域のコミュニティなど、制度と事業の両方を話せる人に早めに相談する。

「入れたら売れる」までの導線も、一緒に考える

ピザ窯を入れても、それだけでお客さまが増えるわけではありません。新しい価値をどう伝えるか、どのページを見てもらうか、来店や問い合わせの入口をどうつくるか。投資と発信は、切り離さない方がいい。

FilmPressoでは、Webサイト、動画、LINE公式アカウントなどを使い、投資した価値が伝わって相談・来店につながるまでの導線を一緒に整えます。まだ施策が固まっていない段階でも大丈夫です。

知らないまま、ひとりで決めないために

あの300万円が間違いだったと言いたいわけではありません。必要な投資でした。ただ、選べる道を知ってから決められたら、もっと落ち着いて進められたはずです。

いま投資を考えているなら、答えを急ぐ前に、いちど計画と伝え方を話してみてください。僕自身も、あのときの感覚を忘れないようにしたいと思っています。